NOAの小部屋

カテゴリ: 本・映画など



映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました。
クィーンとそのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの
短くも壮絶な人生が描かれています。
特に興味があった訳ではなくて、誘われて行ったのですが、
この映画凄く良かった…
いつもは、このバケツのような大量のポップコーンも平らげるのですが、
途中で完全に食べるのを忘れてしまった。。



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クイーンと言えば、バンド名は知らなくても、
幅広い年齢層の人が、曲を聴けば「あぁ、あの曲…!」と、
必ず耳にしたことがある曲はあるんじゃないかと思います。
私も主な数曲しか知りませんでしたが、
劇場で流れたド迫力のサウンドに圧倒されました。

音源は、ほとんどが本物のクィーンだそうです。
最初は、「主人公、あまり似てなくない…?」と思ってたのが、
ぐいぐい惹き込まれていき、
いつの間にか、フレディ本人にしか見えなくなりました。

当時の時代背景もあって、バイセクシュアルだった彼のこの生き方は、
華やかな舞台の裏では、実は孤独で大変なものだったのかもしれません。。
家族・生い立ちに対する思い・恋人、そしてバンドメンバーとの確執もあり…。
歌詞はそのまま、彼の魂の叫びに聴こえます。

↑こちらは、映画のタイトルになっている曲。

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ロジャー・テイラー役のイギリス人俳優、ベン・ハーディ♪
ドラムにお酒をかけて、
それを撥ね上げるように叩くシーン…


この映画は、クィーンのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが
音楽総監督として当たっていますので、
フレディを始め、各メンバーの細かいやり取りや癖なども、
リアルに再現されています。
最後の覚悟を決めたライブエイドの入魂の演奏シーンも、素晴らしかった…
音源はクィーンですが、
全て役者さん自らの演奏です。

音楽のジャンルや枠に全くとらわれず、
様々なものを吸収して完全に自分たちの形にして表現する…
常識を破り、変化し続ける…
メンバー4人それぞれが作曲出来て、
しかも、それぞれに代表的なヒットがあるというのも凄い。。

「We are the Champions」
「Radio Gaga」
中でも、私の好きな曲です。

色んなアーティストに影響を与えたクィーン。
レディ・ガガ(Lady Gaga)もその一人で、
クィーンの曲、「Radio Gaga」からの発想で
レディ・ガガという名前にしたそうです。
Radio Gaga→Lady Gaga
そう言えば、似てますね…!

24日は、フレディ・マーキュリーの命日でした。



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「よく見ておきなさい、あれが恋という病気よ。」

佐藤愛子さんの小説を図書館で見つけ、久々に読みました。
85歳(…とは思えない感覚)で出された短編集。
短編がいくつか収録されていて、表題になっているのは、経営する病院も順調な50代働き盛りの二代目イケメン院長の恋のお話。。
今まで王道を外れたことのない人が、女に狂ってしまうとどうなるのか…
ふーん、こういうのを魔性の女というのか…


この中に出て来る魔性の女というのは、特に美人な訳ではなく、何か取り柄がある訳でもないが、やたらモテる…それは何なのか?尊敬する院長が、女に盲目的になっていくさまを、若い女性秘書の目線から描く。
…面白かった!あっという間に読み終えました。


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もう一冊、「女の背ぼね」。私はこちらの方が面白かったです。ユーモアたっぷりで愛子節炸裂、気軽に読めて、スカッとする。
怒りたいポイントを愛子先生が、我がことのように怒ってくれる…
40代~80代までに書かれたエッセイの中から選りすぐりを選び、一冊に纏められたということで、文中には「エコノミックアニマル」「アベック」など、時代を感じさせる言葉も多かったです。

私は、佐藤愛子さんが好きです。
離婚した夫の事業の多額の借金を、「妻が夫の会社の借金の肩代わりする必要はないのに(しかも、離婚したのだから元夫…)」、と言われながら、小説を書いて書いて書きまくり、結局、全額返済してしまった所。仕事は選ばず、どんなものでも引き受け、家庭の平和もよりよい文學への夢も、当時は犠牲になったといいます。

小説家を目指して十年の苦節の後に、やっと原稿収入で生活できるようになったばかりの頃…自分の生活を守りなさいと周りに言われたのだとか。でも、その借金返済は、彼女の中で、「自由でありたい…」という切望に基づいた行動だったのです。
「あの時に逃げた」という呵責と惨めさの中で縮こまって生きていきたくなかった、例え貧乏の中で一生を終ろうとも、誇りを持って戦い、死んでいくことが出来るであろうと…そんな訳で、皆の忠告は聞かず、能力に比して重すぎる借金を背負うことになってしまいました。
しかし、佐藤愛子さんは言うのです。臆病に平和を守る人生よりも、そうした人生の方が楽しいと。

「人は負けると分かっていても戦わねばならぬ時がある…バイロン」
お父様(佐藤紅緑…小説家・俳人)の日記帳のあちこちに、これが書かれていたそうで、発見した時には大変感激されたそうです。
こんな男前な女に惚れずにいられようか…





 
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置かれた場所で咲きなさい
-渡辺和子-
 
どんなところに置かれても
花を咲かせる心を持ち続けよう。
 
境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる。
「現在」というかけがえのない時間を精一杯生きよう。
 
どうしても咲けない時もあります。
雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、
そんな日には無理に咲かなくてもいい。
その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。
次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。
 
-渡辺和子-
 
 
…こんなはずじゃなかったということ沢山ある。
でも置かれた場所で咲く努力を…
ふがいない自分と仲良くする努力も大事。なみだ…。
 

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